インプラントで失敗はイヤ!専門医が教える見極めのポイント

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テレビなどでインプラント手術の失敗例が取り上げられ、インプラント=怖いというイメージの方も多いと思います。しかし、インプラント手術は一般的に広がってきており、海外ではインプラント手術から40年以上、日本でも30年以上、自分の歯としてインプラントを利用していらっしゃる方もいるのです。 なぜこのような差が生まれてしまうのでしょうか。今回は良いインプラントと悪いインプラントについて考えてみたいと思います。

悪いインプラントの症例。どうしてこうなってしまうの?

女性歯の悩みイメージ
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インプラントの失敗例から、なぜその状態となるのかを考えます。

その1.骨とインプラントが定着しない
インプラント(人工歯根)と骨がしっかり接着されることで、まるで天然歯のような快適性が得られるようになります。そのため骨が定着しなければ、インプラントとして機能するのは難しくなります。定着しない理由としては、骨に穴を開けるときに周囲を火傷させてしまった、インプラントが適切な位置に埋め込まれていない、骨が薄い、骨密度が低いといったことが挙げられます。

その2.人工歯の部分が割れる・取れる
インプラント埋め込みが適切であっても、インプラントと人工歯をつなぐ装着具が緩んでいると歯が取れたり、調整が正しく行われてないと人工歯が割れてしまったりすることがあります。また材質そのものの問題もあります。
 

その3.痛みや痺れが取れない
これも埋め込みの問題が多いようです。ドリルを開けるときや、インプラントそのものが神経を損傷したり、圧迫していることがあります。またインプラント周囲炎により痛みが起こっていることがあります。

その4.インプラントそのものがグラグラする
インプラントで最も気をつける必要があるのが感染です。手術の過程で感染したり糖尿病の血糖値コントロールがうまくいかなかったりといったことで起こります。これがインプラント周囲炎(歯周病)で、炎症や骨吸収が起こりグラグラすることがあります。また、埋め込んだ後のケアが悪くインプラント周囲炎になってしまうと、歯周病を発症したときと同じようにグラグラとするようになります。

良いインプラントはココがちがう!見極めのポイント

歯の模型
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どんなときに失敗が起きるのか、見えてきたのではないでしょうか?治療前・手術・アフターケアに分けて、良いインプラント、歯科医師の見分け方を探りましょう。

治療前
手術前に行うのは、詳細な検査と治療計画。まず、検査はCTが中心となります。歯の生え方、顎の状態、神経や血管の位置などを確認、手術ができるかを考えます。そのため、なるだけ高画質なCT機器を導入しているクリニックがオススメです。手術ができるとなったら、どこにインプラントを埋め込んでいくのか設計図をソフトで作成します。手術はこの設計図を元に行われますので、そのソフトの質も問われるところです。

手術
手術は設計図をもとに麻酔下で行われます。感染を避けるためには、クリーンな手術室が必要です。次に手術についてでですが、設計図をシミュレーションするソフトによっては、骨に穴を開けるときにガイドしてくれるものもあり、フリーハンドで埋め込むよりも確実な方法といえます。また、正しく埋め込まれるかの確認のため術中CTを行うところもあります。安全な手術を受けるには、そのクリニックの症例数、手術室の環境や術中CTについて歯科医師に聞いてみるとよいでしょう。
 

アフターケア
インプラントで生活するにあたり、最も気をつけなければならないのがインプラント周囲炎です。これは、歯周病菌に感染することによって起こる歯周病です。定期的なプロのケア、日常でのケアが十分ではない場合に起こりやすく、最悪なケースでは骨吸収を起こして、天然歯と同じように抜けてしまうことも。1年経ったからケアは終わりではなく、必要に応じてきちんとケアしてくれるクリニックを選びたいですね。

怖いインプラントの失敗。どうすれば治療前に避けられる?

治療イメージ
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インプラントの失敗はどうすれば避けられるのでしょうか? 答えは簡単、歯科医師と納得がいくまで話し合いを続けることです。その際には何点か確認するべきポイントはあります。質問に対して、しっかりと答えてくれなかったり、ぼやかしたりするようなら、そのクリニックは選ばないほうがいいかもしれません。

チェックポイント1:症例数
どのような症例に対応してきたか、いくつの症例数があるか確認しましょう。クリニックによってはHPにあげているところもあります。

チェックポイント2:使っているソフト
CT画像をもとに手術をシミュレーションするソフトは何でしょうか?国内外のソフトでは質のよいものもあれば、質の低いソフトもあり、注意が必要です。

チェックポイント3:カウンセリング
検査の結果からどんな説明をしてくれるでしょうか。残念ながら、無理にインプラントをすすめてしまう歯科医師もいるようです。良い歯科医師はインプラント治療以外の説明も必ずしてくれます。期間・費用・治療計画まで話しあいましょう。

チェックポイント4:素材
インプラント、装着具、かぶせる人工歯の素材を確認しましょう。稀に安く粗悪なものがあります。

チェックポイント5:手術室の環境
手術はどんなところでおこなわれますか。できればクリーンルーム、もしくはインプラント用の手術室がきちんと準備されたところがベストです。 チェックポイント6:アフターフォロー 手術後のアフターフォローはどうなっていますか。中には数十年とケアしてくれる歯科医師もいます。インプラントは天然歯と違い神経が入っていないため、症状が進行してから発覚することも多く、アフターフォローは大切です。

 

インプラント治療は、専門性の高い口腔外科手術です。できれば、しっかり向き合ってくれる歯科医院と出会いたいですね。無料のカウンセリングなどを利用して、複数の歯科医院の話を聞いてみるのもおすすめです。見極めるポイントをしっかり押さえて、信頼関係が築ける歯科医院と出会って、ずっと使えるインプラントを手に入れましょう。

インプラントに失敗しないための病院選び

インプラント治療を検討、またはおすすめされた時は、当然ですが、治療計画をもとに納得いくまで治療説明を尽くしてくれる病院を探すことが重要です。
「仮歯」を用意し、シミュレーションを施してくれるところであればなお安心して任せられると思います。

病院選びのチェックポイント

  • 治療開始から完成までの’スケジュール’を説明してくれる
  • 完成時の口内模型を作り、事前に’シミュレーション’をしてくれる
  • 「仮歯」
    (プロビジョナルストレーション)
    を使って
    歯の形やかみ合わせを十分に調整した上で治療にかかってくれる
  • 症例数、治療実績などの経験は多いにこしたことはありません。
    HPや病院パンフレットで公開されている病院を選びましょう。

これらの1つでも欠けると、「噛めない・見た目が汚い・抜けてしまう」という結果を招いてしまいますので必ず確認してくださいね。

専門医がオススメするインプラント歯科

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